21日に21歳のバースデイを迎えました。恋人からのプレゼントはe.m.のピンキーリング。薬指でなくても、指輪を男性に買ってもらう、というがなんだか夢だった。特別な気がして。ピアスはやっぱり怖気付いてしまって開けなかった。大人になれないもどかしさと、安定できないさみしさに苛まれる日はいつになれば終えるのでしょう。優しくなりたい。
サティスファクション
いつまでもこんな甘ったれで生きてゆけるのか、と思う。自分に自信が持てなくなってきた。北風が冷たくて指先が凍ってしまいそうな雑踏。都会で生きる人はみんな強かでめまいがするよ。あたしこんなに打たれ弱かっただろうか。年々、寒さとか淋しさとか他人の感情に弱くなってしまっている。だから甘えたくてお酒を求めてしまう。男は女に甘いから、酔ってしまえばみんな難しいことを求めなくなる。そんなとき、楽しいけどあたしは空洞。長い空洞。それを埋めたくてさらに甘えて寄りかかる。朝になって恋人と眠るとき、ふと泣きそうになってしまう。自分がどうしたいのか、わからない。突然、ひとりぼっちになったみたいに不安になるのよ。こんなこと言ったら、恋人はどんな顔するんだろう。ばかみたい。
いつのまにかもう2月だし、一年で最も寒い時期だし、バレンタインデイでデパートの地下は揺れるし、バレンタインデイが過ぎて少ししたら20歳のわたしは死ぬ。バイバイ世界。そうして21歳のわたしが生まれるバースデイ。もうこんなに生きてしまったのか。と、17歳で死んだわたしは思います。これからまだあと何十年と生きてゆかねばならぬ。煙草がすすみます。これからたのしいことなんて、一体どのくらいあるのかしら。無敵だったあの頃のわたしは、一体どこへ行ったのかしら。